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JLPT N1對話

外交交渉外交談判

二つの大国が互いの国益をかけてギリギリの交渉を行う。兩個大國為各自的国家利益進行激烈的談判。

A国代表

まず申し上げておきたい。貴国の度重なる技術移転の要求は、我が国の知的財産権を著しく侵害するものであり、到底受け入れられるものではありません。

首先我想言明一點。 貴國一再提出的技術轉讓要求,嚴重侵犯了我國的智慧財產權,絕無可能接受。

B国代表

それは一方的な見解に過ぎません。両国間の経済格差を是正し、真の互恵関係を構築せんがための正当な要求にほかならない、と我々は確信しております。

這不過是單方面的見解。 我們深信,這無非是為了消弭兩國間的經濟差距、構築真正的互惠關係而提出的正當要求。

A国代表

互恵関係という美名にかこつけて、自国の産業競争力を不当に高めようという意図は明白ではありませんか。このままでは、厳しい経済制裁の発動を余儀なくされるでしょう。

打著「互惠關係」的美名,企圖不正當地抬高本國產業競爭力,這一意圖難道不是顯而易見的嗎? 再這樣下去,我們將不得不啟動嚴厲的經濟制裁。

B国代表

制裁という脅しをもって我々を屈服させようというのであれば、それは見当違いも甚だしいと申し上げざるを得ません。交渉の決裂が両国のみならず、世界経済全体にいかほどの打撃を与えるか、歴史の教訓に即して冷静に判断していただきたい。

若想憑藉制裁的威脅來令我們屈服,這種做法實屬嚴重失算,我不得不直言相告。 請基於歷史教訓冷靜判斷,談判破裂將不僅對兩國,更將對整個世界經濟造成何等衝擊。

A国代表

率直に申し上げれば、我が国の世論はもはや忍耐の限界に達しております。技術窃取の疑いが累積する以上、形式的な譲歩で事態が収束するなどとは、決して考えておりません。

坦白地說,我國的民意已逼近忍耐的極限。 只要技術竊取的嫌疑持續累積,我們便絕不可能容許此事以形式上的讓步草草收場。

B国代表

貴国の懸念は理解いたします。しかしながら、いわれなき疑念を前提として交渉を進めるのは、外交上の作法に反するのではないでしょうか。我々もまた、自国の利益を代表する立場にあることをお忘れなく。

貴國的疑慮我們可以理解。 然而,以毫無根據的猜疑為前提推進談判,豈不有違外交禮儀? 也請貴方不要忘記,我們同樣代表著本國的利益。

A国代表

では、具体的な提案を伺いましょう。査察制度の整備、知的財産違反への罰則強化、第三者機関による紛争処理機構の設置 ── これらをパッケージとして受け入れる用意はおありか。

那麼,請說出具體的提議。 完善查察機制、強化對侵犯智慧財產權行為的處罰、設立由第三方機構主持的爭端處理機構——貴方是否準備將這一系列作為一攬子方案加以接受?

B国代表

査察に関しては、対等性が担保される限り検討の余地はございます。ただ、罰則の水準につきましては、我が国の司法制度との整合性を踏まえなければ、軽々に受諾するわけにはまいりません。

關於查察,只要能保證對等性,便有商討的餘地。 但關於處罰的力度,若未考量與我國司法制度的協調,恐怕難以貿然接受。

A国代表

司法主権を盾にされてはいかなる協定も画餅に帰します。我々が求めているのは、実効性のある拘束力であって、見せかけの合意書ではないのです。

若以司法主權為擋箭牌,任何協定都將淪為畫餅。 我們所追求的,是具備實效的拘束力,而非徒具形式的協議書。

B国代表

貴国の立場は重く受け止めます。とはいえ、両国の関係を一夜にして変えうる魔法の処方箋は存在しません。段階的な信頼醸成措置こそが、唯一現実的な道筋ではないかと存じます。

貴國的立場,我們鄭重以待。 話雖如此,世上並不存在一夜之間扭轉兩國關係的靈丹妙藥。 循序漸進的信任建立措施,方才是唯一切實可行的途徑。

A国代表

時間という贅沢が我々に許されているのかどうか、それこそが問題の核心です。事態の悪化を放置すれば、後世に取り返しのつかない禍根を残しかねません。

我們究竟有沒有「時間」這一奢侈品,正是問題的核心所在。 任由事態惡化,恐怕會給後世留下無法挽回的禍根。

B国代表

であればこそ、ここで決裂するわけにはまいりません。本日の議論を踏まえ、明朝までに我が方の修正案を提示いたします。それをもって、改めて建設的な対話を続けていきましょう。

正因如此,我們絕不能在此讓談判破裂。 基於今日的討論,我方將於明晨提出修訂方案。 藉此機會,讓我們重新展開建設性的對話。

— 完 —