社長

それでは、緊急役員会議を始めます。今期の業績悪化は、急激な円高と原材料費の高騰が相まって、かつてない規模の赤字を計上するに至りました。我々は抜本的な構造改革を余儀なくされております。

那麼,緊急董事會議現在開始。 本期業績惡化,是日圓急劇升值與原材料費高漲雙重作用的結果,最終錄得了前所未有的巨額虧損。 我們已被迫推進根本性的結構改革。

財務取締役

数字を率直に申し上げます。営業利益はマイナス三百億円、自己資本比率も警戒水準を割り込みました。海外の不採算部門からの撤退を視野に入れなければ、最悪の事態を招きかねません。

我直接報告數字。 營業利益為負三百億日圓,自有資本比率也跌破了警戒水準。 若不將撤出海外虧損部門納入考量,恐怕將招致最壞的事態。

営業本部長

撤退はあまりにも性急ではありませんか。長年かけて築き上げた現地ネットワークを、一時の数字で手放すがごとき真似は容認できません。我々の営業力にかかれば、必ずや挽回の余地はあります。

撤退是不是太草率了? 多年苦心經營的當地網絡,絕不容因一時的數字而輕言放手。 只要發揮我們的業務實力,必然有挽回的餘地。

社長

営業本部長のお気持ちは痛いほど分かります。しかし、感傷だけでこの危機を乗り切れる段階はすでに過ぎ去りました。冷静な数値判断なくしては、株主にも従業員にも説明がつきません。

業務本部長的心情,我感同身受。 然而,靠感性就能渡過這場危機的階段,早已過去。 若無冷靜的數據判斷,無論對股東還是對員工,皆無以交代。

財務取締役

補足いたしますと、欧州拠点は四期連続の赤字、北米拠点も需要回復の兆しが見えません。これ以上の損失補填を続ければ、グループ全体の信用格付けに関わる事態となります。

補充一句,歐洲據點已連續四個季度虧損,北美據點也看不到需求復甦的跡象。 若繼續填補虧損,將危及整個集團的信用評等。