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JLPT N2日常生活

現代の子育て现代育儿

共働き世帯が直面する子育ての課題と支援。双职工家庭面临的育儿问题与支持。

私は東京の郊外に住む三十代の会社員で、五歳の娘と一歳の息子を育てています。朝はいつも戦争のようで、起きてから家を出るまでの一時間半に、朝食の準備、子供たちの着替え、保育園バッグの確認をすべて済ませなければなりません。夫と分担しているとはいえ、どちらか一人が早朝の会議で先に家を出る日には、残された方が朝の家事をすべて引き受けざるを得ません。

我是一名住在东京郊外的三十多岁公司职员,正在抚养五岁的女儿和一岁的儿子。 早晨总像打仗一样,从起床到出门的一个半小时里,要把早饭准备、孩子换衣服、检查保育园书包统统搞定。 虽然和丈夫分工合作,但只要哪一方因为早上的会议要先出门,留下来的另一方就不得不一个人承担所有的早晨家务。

特に大変なのは夕方のお迎えです。会社の終業時刻は十八時ですが、保育園の延長保育は十九時までと決まっており、退社した瞬間から駅まで全力で走る日も少なくありません。電車が一本遅れただけで間に合わないこともあり、その日は同僚に頭を下げて会議を抜けるしかないのです。

最辛苦的还是傍晚的接孩子。 公司下班时间是十八点,而保育园延长托管只开到十九点,所以下班的那一刻起,我经常一路冲到车站。 电车只要晚一班就可能赶不上,那种日子只能向同事低头道歉,中途离开会议。

去年の春、息子を認可保育園に申し込みましたが、結果は不承認でした。私が住む区では、零歳児クラスの倍率が三倍を超えており、共働きの世帯にもかかわらず点数が足りなかったのです。仕方なく、駅から少し遠い無認可の園に預けながら、認可園の空きを待つことになりました。

去年春天我给儿子申请了认可保育园,结果却没被录取。 我住的那个区,零岁班的报名倍率超过了三倍,即便我们是双职工家庭,积分依然不够。 无奈之下,我们只好先把他送到离车站稍远的无认可保育园,一边等认可园出空缺。

待機児童の問題をめぐっては、行政も少しずつ動いてはいるものの、保育士の不足が解消されない限り、抜本的な解決は難しいと言われています。給与水準の低さや責任の重さに見合わない労働環境のため、せっかく資格を取っても現場を離れてしまう人が少なくありません。そのしわ寄せが、結局は子供と親に及んでいるのです。

围绕等待入园的问题,行政部门虽然在一点点推进,但只要保育士短缺得不到根本解决,要彻底改善就很难。 工资偏低、责任又重,劳动环境和付出根本不对等,因此就算辛苦考下了资格证,很多人也最终离开了现场。 这一连串问题的代价,最后都落到了孩子和家长身上。

共働きの私たちにとって、一番の悩みは子供の急な発熱です。朝、登園の直前に体温が三十八度を超えれば、その日の予定はすべて崩れます。在宅勤務が可能な日はまだしも、対面の会議が入っている日は、夫婦のどちらかが半休を取らざるを得ません。

对我们双职工家庭来说,最头痛的事就是孩子突然发烧。 早上送托前体温一过三十八度,这一天的安排立刻全部泡汤。 能在家办公的日子还好,如果当天排了线下会议,夫妻里就必须有一个人请半天假。

最近はテレワークが普及したおかげで、以前に比べれば随分働きやすくなりました。一方で、家で仕事をしながら子供の面倒を見るのは想像以上に大変で、会議中に背中によじ登られた経験は一度や二度ではありません。仕事と育児の境界が曖昧になるだけに、心の休まる時間がほとんどないと感じる日もあります。

最近远程办公普及了,比起以前,确实轻松了不少。 但另一方面,一边在家工作一边照顾孩子的辛苦超出我的想象,开会时被孩子从背后爬上来的情形,已经不止一次两次。 正因为工作和育儿的界限变得模糊,有时一整天都找不到能让心情真正放松下来的时刻。

私の両親は新幹線で二時間ほどの距離に住んでおり、月に一度くらいしか会えません。義理の両親も健在ですが、まだ働いているため、頻繁に頼るわけにはいきません。核家族化が進んだ現代では、祖父母の手を借りずに子育てを乗り切らざるを得ない家庭が増えているのです。

我父母住在坐新干线大约两小时的地方,一个月也就能见一次面。 公婆身体也还硬朗,但他们都还在工作,所以不能太频繁地依赖他们。 在核心家庭化日益普遍的今天,不得不在没有祖辈帮忙的情况下硬撑过育儿期的家庭,实际上越来越多。

夫は息子が生まれたとき、三か月の育児休業を取りました。職場の上司は理解を示してくれましたが、復帰後に「お父さんも育休を取るんだね」と何度も言われたそうです。制度が整いつつあるとはいえ、男性が長期の育児休業を取ることに対する社会の意識は、まだ追いついていないように感じます。

儿子出生时,丈夫请了三个月的育儿假。 他的上司确实表示理解,但据说复职以后,常常有人对他说:「原来爸爸也会请育儿假啊? 」制度虽然在逐步完善,但社会上对男性长期请育儿假的看法,我感觉还没真正跟上来。

学童保育の問題も気がかりです。娘が小学校に上がれば、放課後の預け先を確保しなければなりませんが、地域によっては学童の待機が発生しており、四年生以降は受け入れてもらえないという話もよく耳にします。いわゆる「小一の壁」「小四の壁」は、共働きの家庭にとって決して他人事ではありません。

学童托管的问题也让我放心不下。 女儿上了小学之后,放学后的去处必须提前安排好,但有些地区连学童托管都要排队,而且常听说四年级以上根本就不收。 所谓的「小一墙」和「小四墙」,对我们这种双职工家庭来说,绝不是别人家的事。

地域には子育て支援センターがあり、月に数回顔を出すようにしています。同じ年頃の子供を持つ親同士で話せる場があるのは本当にありがたく、悩みを一人で抱え込まずに済むようになりました。最近では自治体の育児相談アプリも便利で、深夜に子供が泣き止まないときなど、文字でやり取りできる安心感は何物にも代えがたいものです。

我们这边有社区的育儿支援中心,我每个月都会去几次。 能有一个和同龄孩子的家长聊聊天的地方,真的非常宝贵,我也不必再一个人扛着所有烦恼了。 最近本地政府的育儿咨询应用也很方便,半夜孩子哭闹哄不住的时候,能用文字简单沟通的那份安心感,是其他任何东西都替代不了的。

完璧な親などいないと頭ではわかっていても、SNSで他の家庭のきれいな食卓や手作りの服を見ると、つい自分を責めてしまいます。情報があふれている時代だからこそ、必要な情報だけを取り入れ、周囲と支え合いながら、自分たちのペースで子育てを進めていきたいと思っています。

我心里明白世上不存在完美的父母,可是一刷到社交媒体上别人家精致的餐桌或者亲手缝的衣服,还是会忍不住责备自己。 正因为身处一个信息泛滥的时代,我才更想只挑选真正需要的信息,和周围的人互相扶持,按照我们自己的节奏把孩子带大。

— 完 —