先月、大学時代からの親友である美咲から、結婚式の招待状が届きました。封を開けると、上品な薄ピンクの台紙に金文字で式の日取りが印刷されており、返信用のはがきも丁寧に同封されていました。出席に丸を付けてポストに投函した瞬間から、私の頭の中は当日の準備のことでいっぱいになりました。日本の結婚式に出るのは数年ぶりだったので、忘れている作法もある気がして、まずは本やネットでマナーを調べ直すことにしました。

最初に悩んだのは、やはりご祝儀です。友人として出席する場合、相場は三万円というのが一般的だとのことです。偶数は「割り切れる=別れ」を連想させることから縁起が悪いとされ、二万円や四万円は避けるのが無難です。新札を用意して、ふくさに包んで持っていくのが大人のマナーだと教わりました。

ご祝儀袋にも実は細かい決まりがあります。表書きには「寿」や「御結婚御祝」と書き、毛筆や筆ペンを使って、できるだけ濃い墨で書くのが礼儀とされています。私は字に自信がないので、夫に何度も練習してもらった上で清書を頼みました。袋の選び方一つによって、相手への気持ちの伝わり方が変わってくるのだと改めて感じました。