健康的な食事について真剣に考えるようになったのは、去年の健康診断がきっかけでした。それまでの私は、朝ご飯を抜くのが当たり前で、お昼もコンビニのおにぎりとカフェオレで済ませていました。夜は夜で、仕事帰りに買ったお弁当を、テレビを見ながら一気に口に運ぶ毎日でした。

特にひどかったのは、深夜の食生活です。残業で帰りが遅くなるたびに、コンビニでカップ麺と甘い炭酸飲料を買って帰っていました。「忙しいんだから仕方ない」と自分に言い訳していたものの、心のどこかでは、このままでいいわけがないと感じていました。

そんな生活が三年続いた結果、体重は十キロも増え、健康診断では血圧と肝臓の数値に赤い印がつきました。医師からは「このままだと薬を飲むことになりますよ」とのことで、さすがに私もこれは放っておくわけにはいかないと思いました。年齢のせいだと言いたいところですが、原因が食事にあることは明らかでした。

そこで改めて勉強し直したのが、日本の伝統的な「一汁三菜」です。ご飯、味噌汁、主菜、副菜二品という組み合わせで、自然と栄養のバランスが取れるようになっています。特に味噌汁は、昆布や鰹節からきちんと出汁を取ると、塩分を控えても十分においしいことに驚きました。