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JLPT N3日常生活

健康的な食事

健康診断をきっかけに食生活を見直し、一汁三菜や作り置きを取り入れた半年間の記録です。

健康的な食事について真剣に考えるようになったのは、去年の健康診断がきっかけでした。それまでの私は、朝ご飯を抜くのが当たり前で、お昼もコンビニのおにぎりとカフェオレで済ませていました。夜は夜で、仕事帰りに買ったお弁当を、テレビを見ながら一気に口に運ぶ毎日でした。

特にひどかったのは、深夜の食生活です。残業で帰りが遅くなるたびに、コンビニでカップ麺と甘い炭酸飲料を買って帰っていました。「忙しいんだから仕方ない」と自分に言い訳していたものの、心のどこかでは、このままでいいわけがないと感じていました。

そんな生活が三年続いた結果、体重は十キロも増え、健康診断では血圧と肝臓の数値に赤い印がつきました。医師からは「このままだと薬を飲むことになりますよ」とのことで、さすがに私もこれは放っておくわけにはいかないと思いました。年齢のせいだと言いたいところですが、原因が食事にあることは明らかでした。

そこで改めて勉強し直したのが、日本の伝統的な「一汁三菜」です。ご飯、味噌汁、主菜、副菜二品という組み合わせで、自然と栄養のバランスが取れるようになっています。特に味噌汁は、昆布や鰹節からきちんと出汁を取ると、塩分を控えても十分においしいことに驚きました。

主菜については、肉ばかりに偏らないよう、魚を週に三回は食べると決めました。野菜も旬のものを選ぶようにしています。旬の野菜は安いわりに栄養価が高く、味も濃いので、シンプルに焼くか蒸すだけで十分です。スーパーで季節ごとの野菜を眺めるのが、最近の小さな楽しみになりました。

とはいえ、毎日きちんと作れるとは限りません。平日は仕事から帰ると料理する気力が残っていないことも多いです。そこで助けになっているのが、週末の作り置きと冷凍野菜、それからミールキットです。これらのおかげで、疲れた日でも温かい和食をすぐに食べられるようになりました。

食べ方そのものも見直しました。以前はスマホを見ながら五分で食べ終わっていたのですが、今は最低でも二十分かけて、よく噛むことを意識しています。同じ量でも、ゆっくり食べる方が満足感が高いことから、間食も自然と減りました。週末は家族と一緒に食卓を囲む時間を大切にしています。

もちろん、忙しい日は今でもコンビニに頼ります。出張先ではラーメンも食べますし、甘いものを完全にやめたわけではありません。ただ、「次の食事で野菜を多めに取ろう」と考えられるようになっただけでも、半年前の自分とは別人のようです。

半年ぶりに受けた健康診断では、数値がほぼ正常に戻っていました。食事を変えたからこそ得られた結果だと思います。完璧でなくてもいい、続けられる範囲で工夫すれば、体は必ず応えてくれる。そう信じられるようになったことが、何よりの収穫かもしれません。

— 完 —