むかしむかし、ある国の王様とお妃様の間に、長く待ち望んだお姫様がついに生まれました。王様はその喜びをみんなで分かち合いたくて、盛大なお祝いの宴を開きました。
国中の妖精たちが招かれましたが、金のお皿の数が足りなかったため、十二人だけが食卓に着き、一番年老いた十三人目の妖精は呼ばれませんでした。それでも宴の最中は、誰もそのことに気がつかなかったのです。
妖精たちはお姫様に、美しさ、優しさ、賢さなど、すばらしい贈り物を一つずつ与えていきました。あと一人で十二人目の番になろうとしたそのとき、忘れられていた妖精が突然現れ、怒りに任せて言いました。
「この姫は十五歳になったその日、糸車の針に刺さって命を落とすに違いない。」広間は静まりかえり、王様は思わず立ち上がりました。
すると、まだ贈り物を渡していなかった十二人目の妖精が前へ進み出ました。「呪いを完全に消すことはできませんが、死ぬ代わりに、百年間眠り続けるだけで済むようにしましょう。」