森の中に、足が速いうさぎと、足が遅い亀がいました。うさぎは「私が一番走るのが速い」と言いながら、いつも亀を笑っていました。
ある日、亀はうさぎに言いました。「あの山の上の木まで、どちらが速いか競争しましょう。」うさぎは「私が負けるわけがない」と思って、競争することにしました。
「よーい、どん!」で、二匹は一緒に走り出しました。うさぎはすぐに見えなくなりました。亀はゆっくり、ゆっくり歩きました。
うさぎは山の中腹まで走った後に、後ろを見ました。亀は全然見えませんでした。「ここで少し休んでもいいでしょう。」うさぎはそう思って、寝てしまいました。
亀は休まないで、ずっと歩き続けました。そして、寝ているうさぎの横を通り過ぎました。亀はついに山の上の木に着きました。
うさぎが起きた時、もう夕方でした。うさぎが急いで山の頂上へ行くと、そこには嬉しそうな亀がいました。うさぎは負けてしまって、とても悲しかったです。