かかる

(3 エントリー)
他の表記: 掛かる, 掛る, 懸かる, 懸る
JLPT:N5
頻度:
1

時間やお金などが必要になる。ある結果を得るために要する(「時間がかかる」「お金がかかる」など)。

五段動詞自動詞通常仮名だけで書く

例文

この仕事は時間がかかる。

修理にはかなりお金がかかりそうだ。

手続きが全部終わるまでに三週間かかった。

2

物が上や横などにぶら下がる、または掛けられている状態になる(「絵が掛かる」など)。

五段動詞通常仮名だけで書く

例文

壁に大きな絵が掛かっている。

コートは椅子に掛かっている。

3

視界や注意に入ってくる/到達する、あるいは目にかかる・現れるといった意味。

五段動詞通常仮名だけで書く

例文

木の陰に人影がかかってきた。

眼鏡に曇りがかかって見えにくい。

4

ある税金・規則・契約などの対象になる、あるいは影響を受ける(「関税がかかる」など)。

五段動詞通常仮名だけで書く

例文

海外から輸入すると関税がかかることがある。

この取引には消費税がかかります。

5

エンジンやモーターなどが動き始める(エンジンがかかる、モーターがかかる)。

五段動詞通常仮名だけで書く

例文

車のエンジンがなかなかかからない。

モーターがかかって機械が動き出した。

6

仕事や担当が誰かに任されている/誰かがそれを扱っている状態を表す(『〜がかかっている』の形で)。

五段動詞通常仮名だけで書く

例文

その案件は田中さんがかかっています。

受付には新人がかかっていた。

7

動作や状態が始まりかけていることを表す補助的な用法(例:泣きかかる=泣き始める寸前である)。

五段動詞その他通常仮名だけで書く

例文

子供は泣きかかって声を上げた。

危うく転びかかるところだった。

8

重なり合う・覆いかぶさるようになるという意味で用いられる(情報や物が部分的に重なる・覆う)。

五段動詞通常仮名だけで書く

例文

マニュアルの説明が前の章と内容がかかっているところがある。

ソファの上に布がかかっていた。

9

攻撃や作用が向かってくる・加わるといった意味での補助的・自発的な用法(〜がかかってくる、〜をかける形で)。

五段動詞その他通常仮名だけで書く

例文

見えない相手が突然こちらにかかってきた。

試験のプレッシャーが彼にかかってきた。

10

鍵や留め具などで閉まっている(固定されている)状態になる(「鍵がかかる」など)。

五段動詞通常仮名だけで書く

例文

部屋のドアに鍵がかかっている。

このスーツケースは鍵がかかるタイプだ。

出かける前に玄関の鍵がかかっているか確認した。

11

表面が何かで覆われている状態になる(ほこりがかかる、布がかかる等)。

五段動詞通常仮名だけで書く

例文

長い間使っていない棚にほこりがかかっていた。

テーブルに白い布がかかっていた。

12

罠や仕掛けに引っかかる、だまされるといった意味(「罠にかかる」など)。

五段動詞通常仮名だけで書く

例文

あの動物は罠にかかってしまった。

うっかり詐欺にかかるところだった。

13

電話がかかってくる、電話を受けるという意味(「電話が掛かる」など)。

五段動詞通常仮名だけで書く

例文

夕方に友達から電話がかかってきた。

会議中に何度も電話がかかってきて集中できなかった。

14

何かの状態や結果が他の要因に左右される、依存する(「〜にかかる」で用いる)。

五段動詞通常仮名だけで書く

例文

旅行の予定は天気にかかっている。

成功は君の努力にかかっている。

15

作業や仕事に取りかかる、着手するという意味(通常「〜にかかる」の形で用いる)。

五段動詞通常仮名だけで書く

例文

明日から新しい研究にかかる予定だ。

大掃除にかかる前に道具をそろえた。

報告書の作成にかかって、彼はすぐにまとめ上げた。

単語の関係

派生語
ます形かかます
ない形かからない
た形かかた
て形かかて
ば形かかれば
意向形かかろう
命令形かかれ
可能形かかられる
受身形かかられる
使役形かからせる
使役受身形かからせられる