文の主語を示す助詞。話し手が主語を提示するときに使う。通常、会話や書き言葉で非常に一般的。
猫が窓のところにいる。
田中さんが会議に来ました。
誰が来るかまだ分からない。
所有や所属を表す古い用法(現代では「の」が一般的)。また、地名などで「ヶ」と書いて「が」と読むことがある(例:我が/八ヶ岳)。
我が国は平和を大切にする。
八ヶ岳(やつがたけ)は登山で有名だ。
接続助詞として、前の内容と後の内容を対比・逆接する。「しかし」「だが」に相当する。
行きたいが、今日は用事がある。
安いが品質が心配だ。
説明は聞いたが、まだ分からない。
名詞や句を並べるときに、個々を区切りながら「…と…」の意味で使われることがある(詩的・会話的)。
リンゴがオレンジがテーブルに置いてある。
道が山が見える風景が好きだ。
前置きや注意をした後に続けて使い、話題を切り出すときに置く(「一言言うが」「言っておくが」など)。
一言言っておくが、期限は厳守だ。
言っておくが、これは最後のチャンスだ。
動詞の意志形や「〜まい」形の後に付いて、『〜しようとしまいと/〜するにせよしないにせよ』の意味を表す(例:行こうが行くまいが)。
雨が降ろうが降るまいが、試合は行われる。
行こうが行くまいが、知らせてください。
希望・願望を表す語句の結びとして使われることがある(主に『〜といいが』など)。話し手の望みや期待を示す。
彼が早く元気になるといいが。
試験に受かるといいが、今はまだわからない。
文末で言い切らずに語尾をぼかすことで、断定を和らげたり余韻を残したりする(語尾で切るように用いる)。
今日は早く帰るが…。
それでいいが、詳しいことはまた後で話そう。
文末で用いて疑い・不確かさを示すことがある。言い切らず相手に問いかけたり確認したりするニュアンス。
やる気が?
本当に来るかが…
感嘆や軽蔑を表す感動詞的な使い方で、名詞の後に付けて相手をののしったり嘲ったりする表現になる(会話的・感情的)。
お前が!
そんなことをするとは、男が!