1形容詞や形容動詞の語幹に付いて、第三者の感情や感覚が外から見て分かること(兆候・様子)を表す動詞化の接尾辞。五段動詞として活用する(例:寒い→寒がる、欲しい→欲しがる、痛い→痛がる)。日本語では「寒い」「痛い」「欲しい」「恥ずかしい」などの主観的な感情・感覚を表す形容詞は、原則として話し手自身についてしか直接使えないため、他人の感情を述べるときは「〜がる」を付けて間接的に表現する(例:彼は寒がっている=彼は寒そうにしている)。
子どもはお店に行くと、すぐに新しいおもちゃを欲しがる。
弟は注射を怖がって、診察室に入りたがらない。
彼女は人前で話すのを恥ずかしがって、なかなか手を挙げない。
猫は水を怖がることが多い。
祖母は冬になるとすぐに寒がって、家の中でも厚着をする。
2形容詞語幹や一部の名詞に付いて、本心はそうでないのに「〜のように振る舞う」「〜のふりをする」という意味を表す接尾辞。代表的な例は「強がる」(強いふりをする)、「得意がる」(得意そうに振る舞う)、「偉がる」(偉そうにする)など。話し手から見て「見せかけ・装い」というニュアンスがある。
彼は怪我をしているのに、強がって平気な顔をしている。
あの人はいつも得意がって自慢ばかりするから、付き合いづらい。
強がるのはやめて、つらいときは素直に助けを求めていいんだよ。