こと

(2 エントリー)
他の表記: ,
JLPT:N4
頻度:
1

物や事柄を指す語。具体的な物から抽象的な事柄まで幅広く使う(通常かな書き)。

名詞通常仮名だけで書く

例文

そのことを忘れないでください。

いいことと悪いことを区別する。

小さなことでも気になる。

そのことについて詳しく教えてください。

2

出来事・事件・事故など起こった事柄。時に「大変な事」「問題」を指すこともある。

名詞通常仮名だけで書く

例文

交通事故のことを警察に知らせた。

それは大変なことになった。

事件のことは新聞に詳しく書かれている。

3

事情・状況・状態を表す語。ある事柄を取り巻く事情や背景を指す。

名詞通常仮名だけで書く

例文

今のことをよく考えて決めなさい。

経済のことが心配だ。

天候のことを考えると遠出は難しい。

4

仕事・用事・業務など、処理すべき事柄や担当する事柄を指す語。

名詞通常仮名だけで書く

例文

家のことは私がやります。

会社の重要なことを上司に報告した。

銀行の手続きなど、面倒なことが多い。

5

名詞や句の後に付いて、その対象をやや距離を置いて指す表現を作る(話し手が親密でない、または客観的に言うニュアンス)。

名詞通常仮名だけで書く

例文

彼のことはよく知らない。

あの人のことを噂するのはやめよう。

子どものことになると母親は厳しい。

6

動詞や形容詞の語幹に付いて文全体を名詞化する接尾語(〜すること=「〜するという行為/事実」)。

接尾辞的名詞通常仮名だけで書く

例文

日本語を勉強することは楽しい。

早く行くことが必要だ。

食べることが好きだ。

病気のときは休むこと。

7

「〜ことにする/〜ことにしている」のように用いて『そうするふりをする』『あることにしておく』など、ある状態を装す・そう扱うという意味を表す用法。

接尾辞的名詞通常仮名だけで書く

例文

彼は何も知らないことにしている。

面倒だから、今日は行かないことにした。

8

別名・旧名などを示す古風・かしこまった表現。AことB の形で、A が通称・別名、B が本名・本名表記などを示すことがある(主に公式文書や公告で用いる)。

名詞通常仮名だけで書く

例文

山田こと鈴木花子が代表を務めます。

旧姓の場合は『佐藤こと山田』と書くことがある。

9

必要・不要を表す構文(例:〜することはない)。「〜する必要はない/〜しなくてもよい」という意味を表す。

名詞通常仮名だけで書く

例文

急ぐことはないよ。

そんなに心配することはない。

行くかどうか迷っているなら、無理することはない。

10

助言・命令の表現で使われる構文(例:〜することだ)。『〜するべきだ/〜することが大切だ』という意味を表す。

名詞通常仮名だけで書く

例文

試験前は毎日復習することだ。

健康のために早く寝ることだ。

彼に謝ることだ。