物や事柄を指す語。具体的な物から抽象的な事柄まで幅広く使う(通常かな書き)。
そのことを忘れないでください。
いいことと悪いことを区別する。
小さなことでも気になる。
そのことについて詳しく教えてください。
出来事・事件・事故など起こった事柄。時に「大変な事」「問題」を指すこともある。
交通事故のことを警察に知らせた。
それは大変なことになった。
事件のことは新聞に詳しく書かれている。
事情・状況・状態を表す語。ある事柄を取り巻く事情や背景を指す。
今のことをよく考えて決めなさい。
経済のことが心配だ。
天候のことを考えると遠出は難しい。
仕事・用事・業務など、処理すべき事柄や担当する事柄を指す語。
家のことは私がやります。
会社の重要なことを上司に報告した。
銀行の手続きなど、面倒なことが多い。
名詞や句の後に付いて、その対象をやや距離を置いて指す表現を作る(話し手が親密でない、または客観的に言うニュアンス)。
彼のことはよく知らない。
あの人のことを噂するのはやめよう。
子どものことになると母親は厳しい。
動詞や形容詞の語幹に付いて文全体を名詞化する接尾語(〜すること=「〜するという行為/事実」)。
日本語を勉強することは楽しい。
早く行くことが必要だ。
食べることが好きだ。
病気のときは休むこと。
「〜ことにする/〜ことにしている」のように用いて『そうするふりをする』『あることにしておく』など、ある状態を装す・そう扱うという意味を表す用法。
彼は何も知らないことにしている。
面倒だから、今日は行かないことにした。
別名・旧名などを示す古風・かしこまった表現。AことB の形で、A が通称・別名、B が本名・本名表記などを示すことがある(主に公式文書や公告で用いる)。
山田こと鈴木花子が代表を務めます。
旧姓の場合は『佐藤こと山田』と書くことがある。
必要・不要を表す構文(例:〜することはない)。「〜する必要はない/〜しなくてもよい」という意味を表す。
急ぐことはないよ。
そんなに心配することはない。
行くかどうか迷っているなら、無理することはない。
助言・命令の表現で使われる構文(例:〜することだ)。『〜するべきだ/〜することが大切だ』という意味を表す。
試験前は毎日復習することだ。
健康のために早く寝ることだ。
彼に謝ることだ。