1動詞のます形の語幹に付いて、いくつかの動作や状態を並べて「〜したり〜したりする」の意味を表す接続助詞。列挙や行為の例示に使う。
休みの日は映画を見たり、本を読んだりします。
子どもたちは公園で走ったり、遊んだりしている。
夏は海に行ったり、山に登ったりします。
2動詞のます形の語幹に付いて、例示的に「〜したりする」のように“〜するようなことをする(時々そうする)”という意味で用いる副詞的用法(軽い例示や断片的な行動の提示)。
彼は会議中に居眠りしたりするから困る。
あの犬は急に吠えたりすることがある。
彼女は急に歌い出したりするから面白い。
3(文末で)ます形の語幹を繰り返して付けることで、命令や促しを表す用法。現代ではやや文語的・古風に聞こえる場合がある。
行きたり戻りたりせよ。
よく聞きたり覚えたりせよ。
4(古語)名詞の後に付いて「〜である」の意味を表す古い断定の助動詞。もと「とあり」から。現代語では見られない古典的な用法。
彼は賢人たり。
5(古語)動詞のます形の語幹に付いて、〜てあるの意味に近く動作の完了や状態の持続を示す古い助動詞(「〜てあり」に由来)。古文で見られる用法。
書きたり物は机の上にあり。