前の内容を受けて、対立・逆接を示す接続詞。話し言葉で広く使われる「しかし」に相当する。
行きたい。でも、時間がない。
彼は親切だ。でも、時々厳しいところがある。
安い。でも品質はそれなりだ。
『〜でも』の形で「〜であっても」「〜でさえ」の意味を表す助詞(強調・例示)。英語の“even”に近い用法。
子どもでもわかる説明をしてください。
一万円でも高すぎる。
学生でも参加できます。
条件・譲歩を表す『〜でも』(例:『雨でも行く』)で「たとえ〜でも」「どんなに〜でも」の意味。逆接・譲歩のニュアンスを持つ。
雨でも行きます。
いくらでも相談に乗りますから、遠慮しないでください。
元気でも無理しないで休んでください。
提案や控えめな勧誘を表す表現で、名詞の後に付けて『…でも(どう?)』『…でもいい』のように使う。「…とか」と似た軽い提案。
映画でも見に行かない?
コーヒーでも飲む?
『〜でも〜でも』の形で、どちらでもよい・どちらも当てはまるといった選択や列挙を示す(『AでもBでもいい』など)。
コーヒーでも紅茶でもいいです。
肉でも魚でも何でも食べます。
職業や肩書きの前で『〜でも』と用い、名ばかり・本職でないことをほのめかすことがある(口語的・限定的な用法)。
自称医者でも、資格がない人には注意してください。
『〜でもしか(〜でも仕方がないの意)』などの形で、やむをえない事情を表す前置き的な用法(口語)や、『〜でも』で妥協的な意味を表す用法。
仕方がないから臨時でも手伝いに行くよ。