頻度:

1場所や時点を示す助詞。〜で(場所)、〜の時(時間)に相当する。動作の到達点や存在の位置を表す。

助詞

例文

学校に行きます。

三時に会いましょう。

机の上に本がある。

夏に旅行したい。

2方向・到達点・変化の結果を示す。〜へ/〜に向かって、ある状態になる(〜になる)を表す。

助詞

例文

右に曲がってください。

彼は医者になった。

箱の中に入れてください。

日本に行く予定です。

3目的を表す。〜しに行く/来る のように、ある行為のために(行く・来る・使う)を示す。

助詞

例文

買い物に行きます。

日本語を勉強しに来た。

写真を撮りに公園へ行った。

4原因・理由を表す(〜により、〜にして)。『〜のために』に近い表現で、公式文や書き言葉でよく使う。

助詞

例文

台風により電車が止まりました。

病気により欠席しました。

地震により道路が壊れた。

5行為の受け手・原因・起点を示す(人から受け取る・受動文の「〜に」など)。「〜にもらう」「〜に叱られる」のように使う。

助詞

例文

友達に本をもらった。

彼に叱られた。

この手紙は先生に書かれたものだ。

6役割・身分を表す(〜として)。ある立場・役目であることを示す。

助詞

例文

彼は代表に選ばれた。

私は通訳に来ました。

教師にふさわしい態度を取ってください。

7単位・割合・回数を表す(〜につき/〜に一度)。「一人につき〜」「1か月に一回」のように使う。

助詞

例文

大人一人につき千円です。

月に一回歯医者に行く。

人数に応じて席を用意します。

8列挙や追加(〜に加えて/〜のほかに)を示す場合がある。口語で『〜に(も)…』の形で使われることが多い。

助詞

例文

彼は日本語に英語も話せる。

会議には部長に課長も出席した。

この店は野菜に果物も売っている。

9古語的な用法で、仮定や譲歩(もし〜ても)の意味になる。現代語ではほとんど見られない。

助詞古語

例文

いかにせむに、人の心は変わるものだ。