ほころびる

他の表記: 綻びる
JLPT:N1
頻度:

1縫い目の糸が切れたり布が裂けたりして、その部分が開いてしまう。比喩的に、守りや組織、計画などの弱いところが崩れ始める意味でも使う。五段動詞の「ほころぶ」とほぼ同義だが、こちらは一段動詞で「ほころびた・ほころびて」と活用する。ふつう仮名で書く。

一段動詞自動詞通常仮名だけで書く

例文

古いセーターの袖口がほころびてきた。

鞄の縫い目がほころびて、中身がこぼれ落ちそうだ。

何年も着ているコートのポケットがほころびたので、母に直してもらった。

終盤に入って、チームの守備がほころび始めた。

2花のつぼみが少しずつ開き始める。満開ではなく、まさに開きかけている状態を表す、やや文学的で季節感のある言い方。

一段動詞自動詞通常仮名だけで書く

例文

梅のつぼみが春の日差しにほころび始めた。

桜のつぼみがほころびるのを、毎年心待ちにしている。

庭のバラが一輪、朝の光の中でほころびていた。

3こらえきれずに笑みが浮かんで、顔つきがやわらぐ。「顔がほころびる」「口元がほころびる」の形でよく使う。

一段動詞自動詞通常仮名だけで書く

例文

孫の写真を見て、祖父の顔が自然とほころびた。

娘の一言に、思わず口元がほころびた。

合格の知らせを聞いて、彼女の表情がほころびた。

単語の関係