1手段や方法を示す。「をもって」の形で「〜によって」「〜をもって」と同義で使われることが多い。
この書類をもって入場を許可します。
証拠をもって反論したが、受け入れられなかった。
2理由・原因を示す表現。主に「をもって」の形で「〜のために」「〜によって」と言う意味になることがある(書き言葉、堅い語)。
人手不足をもって、本日の業務は中止となりました。
諸般の事情をもって延期することになりました。
3基準となる時点を示す。「本日をもって」「10月1日をもって」のように『〜をもって』で『〜をもってして』『〜をもって(終了)』の意味になる(書面表現)。
本日をもって当店は閉店いたしました。
10月1日をもって新しい料金が適用されます。
4前に述べた事柄を強めたり補足的に評価するために使われることがある(やや文語的・強調的な用法)。
彼の研究は深く、もって学界の評価も高い。
5接続詞的に『〜でもって』の形で『そのうえ』『さらに』という意味で使われる口語的・やや俗的な用法。
彼は英語が話せる、でもって料理も得意だ。
6結論を導く表現として『それゆえに』『したがって』という意味で使われることがある(やや硬い表現)。
彼は重い病を負っている、もって出席は叶いませんでした。