1他動詞の目的語を示す格助詞。動作の対象を表す。
りんごを食べる。
本を読んでいます。
映画を見に行きましょう。
2使役表現で、'〜を〜させる'の形で使われ、使役の対象(させられる人や物)を示す。
母は子供を寝かせた。
先生は学生を発表させた。
彼は私を笑わせる。
3通過や移動の経路・領域を表す(〜を通って・〜を横切って、の意味)。
公園を散歩する。
東京を横断する列車に乗った。
川を渡って向こう岸へ行った。
4ある期間を通じての範囲や、行為にかかる時間の長さを示す(〜を通して、〜をかけて、の用法)。
一年を通して忙しい。
夜を徹して議論した。
三時間をかけて宿題を終えた。
5出発点・分離点を表す(〜を出発する、〜を離れる、の意味)。
家を出る。
列車は東京を発車した。
駅を起点にしてハイキングを始めた。
6欲求・好悪などの対象を表す動詞と共に用いられることがある(例:欲しがる・嫌う・愛するなど)。
彼は新しい車を欲しがっている。
彼女は有名歌手を嫌っている。
子供たちはおもちゃを欲しがる。