1下に向かって動くこと・量や程度が低くなること。下降や下落を表す名詞(「上がり」の反対)。
今年の売上の下がりが予想より大きかった。
朝晩の気温の下がりが急で、上着が必要になった。
山道は先に向かって下がりになっている。
2相撲で、締め込みの前方から垂れ下がる飾りの房や紐(特に化粧まわしの前飾り)を指す語。
横綱は土俵入りで豪華な下がりを付けて照明の下に立った。
下がりの色や柄でその力士の家紋や所属が分かることもある。
3神様や年長者に供えたものの残りや、先にもらった品を指す語。日常では「お下がり」として使われることが多く、祭りの供物や人からもらった古着などを意味する。
祭りの後、子どもたちは神前のお下がりの餅をもらった。
弟は兄のお下がりの服をまだ着ている。
親戚からお下がりの食器をもらった。
4(古風な用法で)主人や師匠のもとを離れて帰ることを指す名詞。現代ではあまり使われない表現。
使用人は夕刻に主人に許しを得て下がりにかかった(文語的、史的文脈)。
5接尾語的に使われ、時刻などの後に付けて「〜より少し後」を表す用法(例:九時下がり=9時少し過ぎ)。やや古風・方言的。
会は五時下がりに終わる予定だ。
店は七時下がりに閉まることが多い。