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ひと
他の読み方: ヒト
JLPT:N5
頻度:

1ある一人の個人を指す語。性別・年齢・素性などを問わず、人間を一人の単位として表す。

名詞

例文

あの人は誰ですか。

電車の中で見知らぬ人に話しかけられた。

困っている人がいたら助けてあげてください。

となりに座っている人が私の同僚です。

2人類・人間全般を指す語。一個人ではなく、種としての人、または人々の集合を表す。

名詞

例文

人は社会的な動物だと言われている。

戦争は多くの人を苦しめてきた。

技術の進歩で人の暮らしは大きく変わった。

3生物学的な種としての人、すなわちホモ・サピエンス。学術・科学的な文脈ではカタカナで「ヒト」と表記されることが多い。

名詞通常仮名だけで書く

例文

ヒトのゲノムはすでに解読されている。

ヒトとチンパンジーは遺伝子レベルでとても近い。

4話し手や当事者以外の他人、世間の人々を指す語。「自分」と対比して使われることが多い。

名詞

例文

人の目を気にしすぎないほうがいい。

人の物を勝手に使ってはいけない。

人がどう思おうと、私はこの道を選ぶ。

5その人の性格・人柄・人となりを指す語。「人がいい」「人柄」などの形で使う。

名詞

例文

彼は人がいいので、よく頼まれごとを引き受ける。

話してみて初めて彼女の人を知った。

肩書きより人で判断したい。

6ある仕事や役割を任せるにふさわしい人、能力や適性のある人を指す。「人を得る」「人がいない」のように使う。

名詞

例文

この仕事を任せられる人がなかなか見つからない。

彼こそチームを率いるにふさわしい人だ。

人を得てこそ事業は成功する。

7一人前の大人、成熟した人を指す語。「人になる」のように使い、大人として認められる存在を意味する。

名詞

例文

彼もようやく一人前の人になった。

もう人なんだから、自分で責任を取りなさい。

8話し手自身を「人」と婉曲に呼ぶ用法。相手をなじったり責めたりする場面で「人を〜」「人の〜」の形で用い、「私のことを」のニュアンスを含む。

名詞

例文

人をばかにするのもいい加減にしてくれ。

人の気も知らないで、勝手なことを言う。

単語の関係