何・どんなもの・どんなことを指すかを尋ねる疑問の代名詞。「何ですか」「何を〜」などで使う。
これは何ですか?
明日何をしますか。
何が原因で遅れたのか教えてください。
特定の物やことを指して、『あの・その』のように漠然と示す用法(話し手も聞き手も指すものが分かっている場合に使う)。
昨日の、何あれ見た?
あの人の、何あのやつがまた来たよ。
人名や物の名前が出てこないときに使う、呼び名の代わりの語(『何とか』や『何という』と共に使われることが多い)。
あの何、ほら、昔の映画に出てた俳優の名前は何だっけ?
何ていうか、あの人、親切だったよね。
俗な、下品な意味での『ナニ』=陰茎を指す言葉(会話では卑語・幼児語的に使われる)。
子どもが『ナニって何?』と聞いたので、親が適切に説明した。
『何とも〜ない/何とも言えない』のように、否定文で『まったく〜ない/どうにも〜ない』の意味で使われる副詞的用法。
その件については何とも言えない。
正直、何とも言えない気持ちだ。
感嘆詞としての『何?』『何だって?』で、驚きや聞き返しを表す表現。
何!? 本当なのか?
何だって?もう一度言ってくれ。
感情を込めた呼びかけ・反発の『何!』や『何言ってんだ』のような言い方で、怒りやいら立ちを表す。
何言ってるんだよ、冗談じゃないよ。
何だよ、それはおかしいだろう!
相手の心配や謝罪を受けて『何、気にするな』『大したことではない』と安心させたり気を取り直させたりする軽い否定・なだめの表現。
何、気にすることないよ。次はうまくいくよ。
『ごめん』—『何、いいよ』