兼ねる

かねる
JLPT:N2
頻度:

1動詞のます形の語幹について、「〜するのが難しい」「〜しにくい」という意味を丁寧・婉曲に表す。断りや説明を改まった調子で述べるときに使う。

接尾辞一段動詞通常仮名だけで書く

例文

その要求には即答しかねます。

突然のご依頼ですので、すぐにはお引き受けしかねます。

個人的な事情のため、詳しくは申し上げかねます。

2一つのものが同時に二つ以上の役割や機能を持つこと。「AとBを兼ねる」のように使う。

一段動詞他動詞

例文

彼は社長と最高技術責任者を兼ねている。

この部屋はリビングと寝室を兼ねている。

今回の出張は取引先への挨拶と新製品の説明を兼ねていた。

3一人が同時に複数の職務や仕事を担当すること。「兼任する」に近い意味。

一段動詞他動詞

例文

彼女は営業部長と広報担当を兼ねている。

小さな会社では、一人が経理と総務を兼ねることも多い。

4相手への配慮や遠慮のために、ある行動を取ることをためらう、しにくいと感じること。

一段動詞他動詞

例文

彼の気持ちを考えると、正直な意見を言いかねる。

彼女の立場を思うと、その頼みを断りかねた。

5現在のことだけでなく、将来のことも見据えて何かを行う、という意味で使われることがある、やや古風な用法。

一段動詞他動詞

例文

記念にもなり、将来の実用にも役立つ品を兼ねて用意した。