1神職や古代貴族が正式な儀式などで頭にかぶる伝統的な帽子(冠)。
式典で神官が白い冠をかぶっていた。
平安時代の装束には冠が欠かせない。
2王や勝者がかぶる装飾的な帽子(王冠・花冠など)、または栄誉の象徴としての冠。
優勝者には金の冠が授与された。
王は祭りで豪華な冠をつけて現れた。
3漢字の上部にある部首のこと(『冖』など)。上部を指す語としての用法。
漢字の『冖』は冠の一種と考えられる。
4俳諧などでの初句(冠)を指す用法(文学的専門用語)。
俳諧の冠は作品全体の調子を決める重要な句だ。
5(〜たる)他に並ぶものがない、第一の・最高のという意味の形容詞的用法(文語的)。
彼はこの分野における冠たる存在だ。
6名前・タイトルを表す語。大会や番組などに付く命名権・冠名(冠スポンサーの意味にも使われる)。
今年の大会の冠に企業名が付けられた。
7将棋などでタイトルの数を数える単位(例:三冠 = 3つのタイトルを持つこと)。
彼は若くして三冠に輝いた。