1数字の10。一桁の最後の数で、十進法の基本となる単位。読みは漢語系の「じゅう」と和語系の「とお」「と」が主。「とお」は単独で「十」を数えるときに使い(「ひい・ふう・みい・よお・いつ・むう・なな・やあ・ここの・とお」)、「と」は「十日(とおか)」「十路(とじ)」のような和語の複合語に現れる。法律文書では改ざん防止のために「拾」と書かれ、文献によっては「什」「一〇」と書かれることもある。
じゃあ、明日の朝十時に駅で会いましょう。
彼女は十人の中で一番背が高い。
次のテストは十日(とおか)後に行われます。
祖母は「ひい、ふう、みい…」と十まで昔ながらの数え方を教えてくれた。
領収書には「金拾万円」と書かれていた。
210歳という年齢。古風・文語的な言い方で、ある人物がちょうど10歳のころを指す。現代では「十歳」「10歳」と書くのが普通で、単に「十」だけでこの意味を表すのは古文や伝記的な文章に限られる。
十にして父を失い、母の手で育てられた。
3(古語)和歌や漢詩などをまとめて編集した歌集・詩集を指して用いられた語。極めて古風・文学的な使い方で、現代の日本語ではこの意味で使われることはほとんどない。