1誰か・何かをかわいそうに思う気持ち。同情や悲しみ、しみじみとした感慨を表す名詞。
彼の身の上を知って、深い哀れを感じた。
その物語には人生の哀れが静かに描かれている。
廃墟となった街を見て、哀れを誘われた。
2かわいそうだ、気の毒だという様子。『哀れな〜』の形で使う形容動詞。
戦争で親を失った哀れな子どもたちがたくさんいた。
捨てられて痩せ細った哀れな犬を保護した。
あの哀れな姿を見ると、胸が締めつけられる。
3感嘆詞としての用法。古風・文語的に『ああ、気の毒だ』『ああ、しみじみと心を打たれる』という感情を表す。読みは主に古い『あはれ』。
あはれ、若き命がまた一つ散っていった。
あはれ、栄華を誇った都もいまは廃墟となり果てた。