1歯で物をくわえて力を入れ、切ったりつかんだりすること。
犬がボールを噛んで離さない。
リンゴを一口噛んだら、思ったより酸っぱかった。
子どもが爪を噛む癖がある。
2食べ物を歯でよく細かく砕き、飲み込みやすくすること。咀嚼すること。
よく噛んで食べると消化にいい。
ガムを噛みながら勉強すると眠気覚ましになる。
この干し肉は噛むのに時間がかかる。
3話す途中でセリフや言葉をうまく言えず、つっかえたり言い間違えたりすること。舞台・放送などでよく使われる。
アナウンサーが生放送で名前を噛んでしまった。
緊張のあまり、挨拶の途中で噛んでしまった。
4波が岩や船体などに激しくぶつかって砕ける様子を表す比喩的な言い方。
荒れた海では、波が船体を噛むように打ちつけていた。
5歯車やファスナーなどの部品同士がしっかりかみ合って動作すること。
ギアがうまく噛んで、自転車がスムーズに走るようになった。
ファスナーの歯が生地を噛んでしまい、開かなくなった。
6取引や事業などに関与すること。「一枚噛む」の形でよく使われる。
この再開発計画には大手企業も一枚噛んでいるらしい。
7(古語)江戸時代の遊女などが使ったとされる言い方で、客を口説く・言いくるめて説得するという意味。現代日本語ではまったく使われない、廃れた用法。