1出来事や行為の回数を数えるための助数詞。一回・二回・三回のように、数字に付けて「〜度」と同じように使う。日本語の最も基本的な助数詞のひとつ。
この映画はもう三回見た。
一回だけチャンスをください。
週に何回ぐらいジムに行きますか?
薬は一日三回飲んでください。
彼は何回も同じ間違いをした。
2ある特定の機会や場面の「一度」を指す名詞用法。「その回」「この回」のように、具体的な一つの機会を取り出して言うときに使う。
彼に会ったのはその一回だけだ。
この回の会議は特に重要です。
前回の話の続きですが——。
3野球などのスポーツにおける「イニング(回)」、または対戦の「ラウンド」を指す。試合の進行を区切る単位として使う。
試合は五回裏に逆転された。
三回の表にホームランが出た。
九回まで投げ切ったピッチャーは見事だった。
4テレビ番組・連載・配信などの一話・一回分を指す口語的な名詞・接尾語の用法。「今週の回」「最終回」のように使う。
この回のテーマは友情だった。
先週の回を見逃したから、今夜配信で見るつもりだ。
最終回はとても感動的だった。
5回族(中国のイスラム教徒の民族集団)を指す略号としての用法。単独で使われることはほぼなく、現代では「回族」という熟語の中でのみ目にする。
6「回教」(イスラム教の古い呼び名)の略号としての用法。現代では「イスラム教」という言い方が一般的で、「回」単独でこの意味に使われることはまずない。