1場所や領域の境目。土地・地域などの区切り。普通は「さかい」と読む。
川が町と村の境になっている。
市の境を越えて隣の町に行った。
隣の家との境に低い塀がある。
2ある出来事を境にして前後で状況や状態が大きく変わること。「〜を境に」という言い方が多い。
入社を境に生活が一変した。
その事件を境に彼の考え方が変わった。
3範囲・領域・場所を表す語。主に文語や複合語(環境・秘境など)の中で使われ、単独で使うときは「きょう」と読むことが多い。
この物語の舞台は、現実と夢の境(きょう)にある。
自然と都市の境(きょう)で生態系が変化する。
4心の状態・境地。精神的な段階や到達点を表す、やや文語的な語(「きょう」と読む)。
長年の修行の末、彼はついに無心の境(きょう)に達した。
5仏教用語で、感覚器官や心が捉える対象(所見・所覚)を指す概念。専門的・宗教的な語。
仏教では六境(ろっきょう)という概念があり、感覚対象の分類に用いられる。