1人や動物が話したり声帯を振動させて出す音。話し声や叫び声など、口や喉から出る音としての「声」。
彼女は低い声で話した。
赤ちゃんの声を聞いて皆が笑った。
先生の声がスピーカーからよく聞こえる。
大声で歌うと喉が痛くなることがある。
2鳥や虫などが出す鳴き声、さえずりやホーホーといった音。
早朝、庭から鳥の声が聞こえた。
夏になると虫の声がにぎやかになる。
森の中でフクロウの声が響いた。
3発言としての意見や希望。個人や集団の考え・要望(例:市民の声)。
市民の声を政策に反映させるべきだ。
会議で多くの社員の声が上がった。
利用者の声を集めてサービスを改善した。
4音一般。人の声に限らず、物や自然が出す音や響きに対しても「声」を使うことがある(詩的・比喩的な用法を含む)。
窓の外から木の声が聞こえるようだった。
波の声を聞きながら、浜辺をゆっくり歩いた。
風の声に耳を澄ます。
5季節や時期が近づいてくる気配を感じ取る言い方。多くの場合「~の声を聞く」の形で使う(例:秋の声を聞く)。
そろそろ秋の声を聞く季節になった。
彼はもう還暦の声を聞く年になった。
梅雨の声を聞くと、そろそろ傘の準備をする。
6言語学の用語で、声帯の振動を伴う音。すなわち「有声音」を指すことがある。
日本語の[g]や[d]は有声音、つまり声を伴う音だ。
子音が有声音になるか無声音になるかは、声の有無で区別される。