1方向・位置としての「左」。「右」と対をなす最も基本的な空間語で、道案内(左に曲がる)、物の配置(左側、左から〜番目)、身体の左右(左の足)など、ほぼあらゆる文脈で使われる。
次の信号を左に曲がってください。
駅の出口は左にあります。
写真の左から二番目が私の妹です。
イギリスでは車は道路の左を走る。
本棚の左の方に辞書が並んでいる。
2左手そのもの。「左で書く」「左に持つ」のように、利き手・どちらの手で動作するかを言うときに使う。「左手(ひだりて)」とほぼ同じ意味。
彼は左で字を書く、いわゆる左利きだ。
右が痛いので、しばらく左で箸を使っている。
ピアノは右と左で違う動きをするので難しい。
3政治的な立場としての左、左翼。社会主義・革新的な思想や勢力を指す。「左に偏る」「左寄り」のように使うが、より明確には「左翼(さよく)」「左派(さは)」と言うことが多い。
あの新聞は明らかに左寄りの論調だ。
学生時代、彼は左の運動に熱心に参加していた。
4酒好き、酒飲みを指す古い言い方。「左党(さとう/ひだりとう)」という言い方からきた用法と言われるが、現代の日常会話で「左」だけを「酒好き」の意味で使うことはほぼなく、辞書や古い文章でしか目にしない。