1舞台を仕切るカーテンや幕。劇場で客席と舞台を隔てる布。
舞台の幕が上がると、音楽が始まった。
劇場の厚い幕で光が遮られていた。
2演劇などの構成上の区切りである『幕』。一つのまとまり(act)を数える単位。
この戯曲は三幕構成になっている。
第二幕の終わりで大きなどんでん返しがある。
3幕が下りることから、場面の終了や幕切れ(終わり)を表す語。
長い物語もついに幕を閉じた。
4一般に『終わり』『閉幕』という意味。ある期間や出来事の終結を指す。
長年続いた両者の対立も、これで幕だ。
5『幕』は、状況や立場・出る幕(関与すべき場面や役割)を表す語。多くは『出る幕がない』『口を挟む幕ではない』のように、否定的な文脈で『関わるべき場面・立場ではない』という意味で使われる。
これは専門家の意見を聞くべき場面で、素人が口を出す幕ではない。
子供の喧嘩に親が口を出す幕ではない。
彼はもう自分の幕ではないと悟り、身を引いた。
6相撲で『幕内(まくうち)』の略で、最高位の取組や階級を指すことがある。
彼は来場所から幕に上がると期待されている。