1光がさえぎられてできる暗い形。人や物の輪郭やシルエット。
夕日が傾くと、自分の影がどんどん長くなった。
カーテンの向こうに人影が動くのが見えた。
木漏れ日の中で葉の影が地面に揺れていた。
灯りをつけると、壁に大きな影ができた。
2水面や鏡などに映る姿。
湖面に山の影がくっきりと映っていた。
鏡に映った自分の影を見て、少し驚いた。
窓ガラスに車のライトの影が映って眩しかった。
3不吉な出来事が起こりそうな気配。文学的・比喩的な表現。
会社の業績に暗い影が差し始めていた。
彼の表情には何か不安の影が見え隠れしていた。
4(古語・詩的)月や星の光を指す表現。
秋の夜、月の影が湖に静かに揺れていた。
古の和歌には星の影を詠んだものが多い。
5名残や痕跡としての姿。かつての様子がわずかに残っていること。
廃墟となった工場には、かつての賑わいの影さえなかった。
病気から回復した彼には、以前の元気な影はまだ薄かった。
6背後や物陰、裏側を意味する用法。通常は「陰」と書く(非標準の表記)。
彼はいつも人のかげでこっそり手助けをしていた。
その決定のかげには、社長の強い意向があったらしい。