揉む

もむ
JLPT:N2
頻度:

1手のひらや指ではさむようにして、強くこすったり押しつぶしたりする。紙や布をくしゃくしゃにする場合にも使う。

五段動詞他動詞通常仮名だけで書く

例文

塩をふって、きゅうりを軽く揉んでください。

洗濯機がないので、シャツを手で揉んで洗った。

和紙を軽く揉むと、柔らかい風合いが出る。

茶葉を手で揉んでから乾かすのが、この製法の特徴だ。

2体の一部を手で押したりつまんだりして、こりや疲れをほぐす。マッサージする。

五段動詞他動詞通常仮名だけで書く

例文

父の肩を揉んであげたら、とても喜んでくれた。

立ち仕事のあとは、ふくらはぎを揉むと楽になる。

母に「ちょっと肩をもんで」と頼まれた。

マッサージ店で全身をじっくり揉んでもらった。

3案や条件などについて意見をぶつけ合い、十分に議論して練り上げる。争いになるという意味の自動詞「もめる」とは別の語形なので注意。

五段動詞他動詞通常仮名だけで書く

例文

この企画案は、会議でもう少し揉んだほうがいい。

部内で十分に揉んでから、部長に提出しよう。

予算については、来週の会議でじっくり揉むことになった。

4厳しい練習や仕事を課して、人を鍛え上げる。スポーツや職場で年長者が若手を鍛える場面で使う、やや古風な言い方。

五段動詞他動詞通常仮名だけで書く

例文

監督は新入部員を一から揉むつもりらしい。

「うちで一年みっちり揉んでやる」と社長に言われた。

5人ごみや波、風などに押されて激しく揺さぶられる。ふつう受け身の「もまれる」の形で使う。

五段動詞他動詞通常仮名だけで書く

例文

毎朝、満員電車にもまれて出勤している。

小舟が荒波にもまれて、激しく揺れた。

初詣の人ごみにもまれて、友達とはぐれてしまった。

6前項の「揺さぶられる」意から転じて、世の中の厳しさやさまざまな経験にさらされて鍛えられること。「社会にもまれる」のように、ふつう受け身の形で使う。

五段動詞他動詞通常仮名だけで書く

例文

社会にもまれて、彼もずいぶんたくましくなった。

若いうちに世間にもまれておいたほうがいい。

単語の関係