1一年のうちの春。寒い冬のあとに訪れる、花が咲き暖かくなる季節。
春になると桜が一斉に咲く。
春の陽気で散歩に出かけた。
新しい学年は春に始まる学校が多い。
2文語的な用法で、正月・新年を指す。旧暦では立春の頃に新年を迎えたことに由来する。現代では単独の「春」でこの意味を表すことはほとんどなく、慣用句の中に名残がある程度。
3人生や物事の最も盛んな時期・絶頂期を「春」にたとえた表現。特に「わが世の春」の形でよく使われる。
彼はわが世の春を謳歌している。
会社が急成長し、まさにわが社の春が来た。
4思春期・青春期を指す文語的な用法。身体的・精神的に大人へ向かう時期を「春」にたとえる。
少女はやがて春を迎え、大人の女性へと変わっていった。
彼はまだ春を迎えたばかりの少年だった。
5情欲や色恋を婉曲に表す文語的な用法。「春をひさぐ」(体を売る)のような慣用句で使われることが多く、単独で使われることは少ない。
困窮の末、彼女は春をひさぐことになった。