1接頭辞として、数や時刻の前に付いて『ちょうど』や『正確に』の意味を表すことがある(古い用法)。
古文献には『正一日』と書かれ、ちょうど一日を指している。
2(古語)『正しい』『正確な』という意味で名詞的に用いられることがある。
古い辞書には、正(しょう)は『正しいこと』を指すとある。
3(律令制などの位階で)上位、上席、または同じ等級内でより上の位を示す語(古い官職呼称に用いられた)。
平安時代の文書に『正三位(しょうさんみ)』という位名が現れる。
4(古語)律令制における地方長官など、ある種の長(責任者)を指す語。現代語では使われない。
史書には、地方の正(しょう)がその地域を統治したと記されている。