階段などの一つ一つの段。ステップや段差のこと。
階段の一段目につまずいて転んだ。
玄関と廊下の間に段があって、つまずきやすい。
段差が大きい場所は車椅子では通れないことが多い。
棚や構造の上下の層。上段・中段・下段のように使う、段になっている部分。
本は棚の上段に置いてあるので手が届かない。
このケーキは三段重ねになっていて、見た目が豪華だ。
彼は会社の組織図で上段に位置している。
能力や程度の区切りとしての段。『一段上』のように、あるレベルを示す言い方。
練習の成果で彼の実力は一段上がった。
この問題は簡単だから、次は一段難しい問題に挑戦してみよう。
武道・囲碁・将棋などで用いる段位。技能や熟練度を表す等級(例:三段、九段)。
彼は柔道で三段を取得している。
囲碁の九段は非常に高い段位だ。
書道で段を持っていると、昇級や昇段試験がある。
文や話のまとまりとしての段。段落(だんらく)や一節の意味で使われることがある。
次の段(段落)を読んで、要点をまとめてください。
本文の第三段で重要な結論が述べられている。
新聞や雑誌などの、印刷物の組み(columns)の一列。『三段組み』のように使う。
この新聞は三段組みで印刷されている。
見出しを大きくして、二段組みに直した。
歌舞伎や浄瑠璃などの一幕・段取りの一区切り。演目の章(段)を指す。
その歌舞伎は三段から成る長い演目だ。
舞台の第三段が一番の見せ場だった。
九九などでいう『五の段』のように、掛け算の表の一列(〜の段)。
九九の五の段を小学生に教えた。
物事の進行や段取りにおける段階・時期。『段階』という言い方で使われることが多い。
プロジェクトはようやく最終段階に入った。
まだ初期の段階なので、仕様は変わる可能性がある。
文語・格式張った表現で、出来事や事情を表す語(『…の段』の形で使われる)。ややかたい言い方。
先日の件の段、改めてお礼申し上げます。
程度や度合いを表す語。『どころの段ではない』などの慣用表現で使われる。
あの事故は軽いどころの段ではなく、大規模だった。
冗談どころの段ではない深刻な問題だ。
書き言葉や話の区切りを数える語(『一段』など)。文章や演説での区切りを数えるときに用いることがある。
この長い説明は二段に分けて話してください。