だん
JLPT:N3
頻度:

1階段などの一つ一つの段。ステップや段差のこと。

名詞助数詞

例文

階段の一段目につまずいて転んだ。

玄関と廊下の間に段があって、つまずきやすい。

段差が大きい場所は車椅子では通れないことが多い。

2棚や構造の上下の層。上段・中段・下段のように使う、段になっている部分。

名詞助数詞

例文

本は棚の上段に置いてあるので手が届かない。

このケーキは三段重ねになっていて、見た目が豪華だ。

彼は会社の組織図で上段に位置している。

3能力や程度の区切りとしての段。『一段上』のように、あるレベルを示す言い方。

名詞

例文

練習の成果で彼の実力は一段上がった。

この問題は簡単だから、次は一段難しい問題に挑戦してみよう。

4武道・囲碁・将棋などで用いる段位。技能や熟練度を表す等級(例:三段、九段)。

名詞助数詞

例文

彼は柔道で三段を取得している。

囲碁の九段は非常に高い段位だ。

書道で段を持っていると、昇級や昇段試験がある。

5文や話のまとまりとしての段。段落(だんらく)や一節の意味で使われることがある。

名詞

例文

次の段(段落)を読んで、要点をまとめてください。

本文の第三段で重要な結論が述べられている。

6新聞や雑誌などの、印刷物の組み(columns)の一列。『三段組み』のように使う。

名詞助数詞

例文

この新聞は三段組みで印刷されている。

見出しを大きくして、二段組みに直した。

7歌舞伎や浄瑠璃などの一幕・段取りの一区切り。演目の章(段)を指す。

名詞助数詞

例文

その歌舞伎は三段から成る長い演目だ。

舞台の第三段が一番の見せ場だった。

8九九などでいう『五の段』のように、掛け算の表の一列(〜の段)。

名詞

例文

九九の五の段を小学生に教えた。

9物事の進行や段取りにおける段階・時期。『段階』という言い方で使われることが多い。

名詞

例文

プロジェクトはようやく最終段階に入った。

まだ初期の段階なので、仕様は変わる可能性がある。

10文語・格式張った表現で、出来事や事情を表す語(『…の段』の形で使われる)。ややかたい言い方。

名詞改まった語・文語

例文

先日の件の段、改めてお礼申し上げます。

11程度や度合いを表す語。『どころの段ではない』などの慣用表現で使われる。

名詞

例文

あの事故は軽いどころの段ではなく、大規模だった。

冗談どころの段ではない深刻な問題だ。

12書き言葉や話の区切りを数える語(『一段』など)。文章や演説での区切りを数えるときに用いることがある。

助数詞

例文

この長い説明は二段に分けて話してください。