1物や食べ物、飲み物、体などの温度を上げて暖かい状態にする。広く日常で使われる動詞で、食べ物・体には「温める」、空気・部屋には「暖める」を使うことが多い。
冷めたご飯を電子レンジで温める。
寒い日には、しょうが湯を飲んで体を温めるといい。
帰ってくる前に部屋を暖めておいたよ。
お弁当、温めますか?
彼の優しい言葉が私の心を温めた。
2アイデアや計画などをすぐに実行せずに、心の中でじっくり育て、機をうかがう。「構想を温める」「企画を温める」のように使う比喩的な表現。
このアイデアは何年も温めてきたものだ。
彼は長年温めてきた小説をついに出版した。
企画を温めておいて、タイミングを見て発表しよう。
3古くからの友人や知り合いと再び交流を深めること。「旧交を温める」という決まった言い回しで使われることがほとんど。
同窓会で昔の友人と旧交を温めた。
帰省の際に、久しぶりに幼なじみと旧交を温めることができた。
4自分の利益になるものを人に知られないまま自分のところにとどめておく、という意味で使われる比較的まれな用法。現代ではあまり使われず、文脈が限られる。
彼は有利な情報を自分だけで温めていたらしい。