漂う

ただよう
JLPT:N1
頻度:

1水面や空中にゆったりと流される・浮かぶこと。物や乗り物が一定の方向に定まらず動く状態。

五段動詞自動詞

例文

小さなボートが波に漂っていた。

秋の落ち葉が池の上をゆっくりと漂っている。

霧が海上に漂い、視界が悪くなった。

2香りや煙などが空気中に広がってただよっている状態。においがふわっと感じられること。

五段動詞自動詞

例文

台所からおいしそうな匂いが漂ってきた。

コーヒーの香りが店内に漂っている。

焚き火の煙が森に漂っていた。

3場や人にある雰囲気・感情がはっきりせずただよっていること。緊張感や期待感などの“空気”が感じられる状態。

五段動詞自動詞

例文

会議室にはピリピリした緊張感が漂っていた。

彼の発言には不安が漂っていた。

コンサート会場に期待の雰囲気が漂っている。

4あてもなくぶらぶら歩く・歩き回ること。目的や定着せず動き回る様子。

五段動詞自動詞

例文

彼は仕事を辞めてから毎晩夜の街を漂っていた。

休日は気ままに町を漂うのが好きだ。

5(文語・古語)不安定で落ち着かない状態にあること。しっかりしていない様子(現代では古い表現)。

五段動詞自動詞古語

例文

古い物語では、国が争いのために漂うと書かれている。

6(文語・古語)ためらう・ぎょっとして動くなど、身のこなしが一瞬乱れること(現代では古風な意味)。

五段動詞自動詞古語

例文

その知らせに彼は一瞬言葉に漂いを見せた。(文語的表現)

7(文語・古語)あてどなく不安定な状態で暮らすこと。頼るものがなく定まらない生活をすること(古い用法)。

五段動詞自動詞古語

例文

戦乱の時代、多くの人々が漂いつつ生きねばならなかった。(文語)