1人によく飼われている小型の哺乳類。やわらかい毛におおわれ、鋭い爪と優れた夜目を持ち、しなやかに動く。ペットとして人気があり、「にゃー」と鳴く。
猫が窓辺で丸くなって寝ている。
うちの猫は朝になると顔をなめて起こしてくる。
近所の猫がすっかりなついて、庭に遊びに来る。
猫を飼うなら、爪とぎを用意してあげたほうがいい。
2(古い言い方)三味線のこと。かつて三味線の胴に猫の皮が張られていたことに由来する俗称で、現代ではほとんど使われない。
昔の芸人は三味線のことを親しみを込めて猫と呼んだ。
3(古い俗語)芸者のこと。座敷に出る女性を指した昔の言い方で、現代語ではまず使われない。
花柳界では、芸者を猫と呼ぶ隠語があった。
4(略)「猫車(ねこぐるま)」の略。土や資材を運ぶ一輪の手押し車のこと。工事現場や畑でよく使われる。
現場で猫に砂利を積んで運んだ。
5(略)「猫火鉢(ねこひばち)」の略。布団や足元を温めるのに使った小型の火鉢。湯たんぽに近い昔の暖房具で、今はほとんど見られない。
昔は寝る前に猫で布団を温めていた家もあった。
6(俗語・ふつうかなで書く)男性同性愛の関係で、受け身の側を指す語。対義語は「タチ」。仲間内で使われるくだけた表現で、公の場では控えたほうがよい。
彼はタチではなくねこだと話していた。
この言葉は仲間内でこそ使うが、あらたまった場では口にしない。