身体の器官のひとつ。光を受け取り視覚をつかさどる部分(眼球など)。
彼は黒い目をしている。
目にゴミが入って痛い。
検査で左右の目の圧力を測った。
視力。ものを見る力や見え方(「目が悪い/目がいい」など)。
年を取ると目が弱くなる人が多い。
遠くの看板がはっきり見えるほど目がいい。
眼鏡をかけないと目が疲れる。
見ること、視線や一瞥。じっと見る・ちらっと見るなどの「目を向ける」「一目見る」の用法。
彼女は窓の外に向かってじっと目をやった。
新作を一目見て気に入った。
周りの人はその店に目を向け始めた。
注目や監視を指す。世間の目・人々の注目といった意味で使われる。
不正が発覚すると世間の目が厳しくなる。
彼は常に周囲の目を気にしている。
メディアの目がその事件に向いた。
(主に慣用句で)経験や体験を表す語。良い目・悪い目にあうなどで使う。
若いころはいろいろな苦労やいい目にあった。
彼は投資でいい目を見た。
見方や立場。ある観点・視点からの見解を指す。
専門家の目から見れば、その案には問題がある。
消費者の目線で商品を改良した。
鑑識力や判断力。「目がある/目が肥えている」のように、質や価値を見抜く力を指す。
彼は服に目が肥えていて、高級品と安物をすぐ見分ける。
目を養うために本物に触れることが大切だ。
外観や見かけ。見た目・外見と同義で使われることがある。
見た目より中身が大事だと言われる。
その車は見た目が古いが、走りは速い。
成功の可能性や見込み(例:勝ち目)。ある結果が得られる見込みを表す。
この試合に勝ち目はない。
もう少し戦術を変えれば勝ち目が出てくるかもしれない。
網や編み目などのすき間・目の間隔、あるいは織り目・編み目の構造を指す語。
網目が粗いと小さな魚が逃げてしまう。
セーターの編み目がきれいに揃っている。
木材や紙などの繊維の並びや模様(木目、紙目)のこと。
このテーブルは美しい木目が出ている。
紙の目を考えて切らないと、破れやすくなる。
台風の目や針の目など、中心の穴や小さな開口部を指す語。
台風の目が通過した後、風が一時的に弱まった。
針の目に糸を通すのが難しかった。
碁盤や将棋盤などの目(交差点・升目)。盤上の一つひとつの枡を指す。
碁盤の目に石を置いてゲームを進める。
マス目に沿って線を引いてください。
サイコロやダイスの出た目・点の数。碁点や丸い印などの点の意味も含む。
サイコロの目は四だった。
出た目によって進むマスが決まる。
目盛りや段階の区切り、尺度の区分。計器の表示や段階の一目盛りを指す。
はかりの目盛りを確認してから材料を量った。
温度計の目盛りは摂氏で表示されている。
鋸や櫛などの「歯」。道具の切れ目や歯状の部分を指す。
ノコギリの目が詰まっていると切れ味が落ちる。
序数を作る接尾辞。数字や回数の後につけて「〜目(1日目、2回目)」のように順序を示す。
今日は旅行の三日目だ。
彼は二回目の試験で合格した。
形容詞の語幹に付く接尾辞で「やや〜」や「〜っぽい」の意味を表す(例:大きめ=やや大きい)。通常は仮名で書かれる。
この靴は少し大きめを買ったほうがいい。
今日は控えめに、味付けを薄めにした。
動詞のます形語幹に付いて、変化点やきっかけ・状態の傾向を表す接尾語(例:変わり目、分かれ目、折れ目)。
季節の変わり目は風邪をひきやすい。
学生生活の分かれ目で進路を真剣に考えた。