1稲や麦などの穀物で、実がつく穂先の部分。植物学的には穂(穂状花序)のこと。
秋になると田んぼの稲穂が黄金色に輝く。
風が吹くと麦の穂がさわさわと揺れた。
収穫の時期には穂を丁寧に扱う必要がある。
2筆や槍などの先端、または穂状の先端部分。『穂先』という語と関連して使われることが多い。
絵筆の穂を水でよく洗ってから使いなさい。
矛の穂がわずかに曲がっているのに気づいた。
この筆は細い線を書くのに穂がちょうどいい。
3波の峰・頂点。海や水面にできる波の盛り上がった部分を指す表現として使われることがある。
沖に出ると白い穂が波の頂に見えた。
強風で海は荒れ、穂が立っていた。
4園芸や接ぎ木で使う「穂木」(ほぎ)、つまり接ぎ木のために用いる枝や苗の先端部分(穂)。
果樹の接ぎ木では丈夫な穂を選ぶことが重要だ。
温室で穂を育てて、春に接ぎ木を行った。