出発・旅立ち。ある地点を離れて出かけること。日常では日時と一緒に「〜立ちで」の形で使われることが多い。
明日は朝7時立ちで東京へ向かいます。
船の立ちが遅れたため、予定より帰宅が遅くなった。
出発の立ちまでに荷物をすべてまとめておいてください。
(物が)使い果たされること、消耗すること。あるものの持ちや耐久が尽きる状態を指す言い回しで使われることがある。
この電池は立ちが早いから、長時間の使用には向かない。
古い車は立ちが悪く、頻繁に修理が必要になる。
連続使用で機械の立ちが進み、交換が必要になった。
時間の経過・月日が経つこと。ある区切りから時間が流れることを指す語。
立ちが経つにつれて、傷はだんだん癒えていった。
年の立ちを感じる出来事が増えてきた。
日が立ち、季節はいつの間にか秋になった。
(略)立ち稽古の略。舞台や演技の稽古で実際に立って通しで練習すること、リハーサルの一種。
午後は立ちで通し稽古をしますから、遅れないでください。
新人はまず立ちから始めて、場に慣れていく。
立ちを重ねることで、動きの流れが自然になる。
(歌舞伎)立ち役の略で、舞台で中心的な男性の役を指す言い方(略語的用法)。
彼は今夜の立ちを務めるので、気合いが入っている。
若手が立ちを任されるのは大きなチャンスだ。
歌舞伎では立ちの所作が重要視される。
(相撲)立ち合いの略で、しゃがんだ姿勢から立ち上がってぶつかる最初の動作・タイミングを指す語(略語的用法)。
今日の立ちはとても鋭く、相手を押し込んだ。
立ちが崩れると形勢が一気に悪くなる。
力士は立ちの瞬間に全力を出すことが多い。
動詞の前につけて強調や動作の始まりを表す接頭辞的な用法(例:立ち上がる、立ち去る)。時に硬さや形式性を帯びる。
彼は席を立ち上がって、皆に挨拶した。
会議中に彼女は急に立ち去った。
問題が起きたときはすぐに立ち止まって状況を確認する必要がある。