1順位・序列で「一番目」であること。「第一の候補」「第一志望」「第一印象」「第一回」のように、順番や位置づけが先頭であることを示す。「の」を伴って名詞を修飾する形(連体修飾)で使われることが多い。
面接では第一印象がとても大事だ。
第一志望の大学に合格して、嬉しくて泣いた。
次期社長の第一候補として、山田さんの名前が挙がっている。
2もっとも優先すべき、最重要であること。「家族が第一」「安全第一」のように述語的に使ったり、「第一に〜」の形で優先順位を述べたりする。順位を示す意味(語義1)から派生して、価値観・優先度の高さを表す。
何より健康が第一だよ。
工事現場では安全第一を徹底してください。
第一に考えるべきは、お客様の満足だ。
3ある範囲・分野の中でもっとも優れていること。「業界第一のシェア」「日本第一の高さ」のように、最上級的に「ナンバーワン」を表す。やや書き言葉的・宣伝文句的な響きがある。
この会社は業界第一のシェアを誇っている。
東京スカイツリーは日本第一の高さを誇る電波塔だ。
4文の冒頭などで副詞的に使い、「まず第一に」「とにかく」「そもそも」のような意味で、もっとも基本的な理由や前提を示す表現。会話で相手の意見に反論するときに「だいたい」「そもそも」と同じような調子で「第一、〜」と切り出すことも多い。
第一、そんな計画は時間的に無理だよ。
第一、話を最後まで聞いてから判断してください。
「行きたくない。第一、お金がないし、時間もない。」