1「〜はずだ」「〜のはずだ」の形で、根拠や常識から判断して「当然そうなる・そうであるに違いない」という話し手の予想・確信を表す助動詞的表現。否定は「〜はずがない(=ありえない)」、事実と食い違ったときは「〜はずなのに」「〜はずだった」のパターンで使う。日本語の中級文法の代表的な項目のひとつで、現代では「筈」と漢字で書くことは少なく、ほぼ仮名で書く。
彼女はもう着いているはずだよ。
鍵はここに置いたはずなのに、見当たらない。
あの真面目な彼が遅刻するはずがない。
本来なら今日が締め切りだったはずだ。
この時間なら、お店はまだ開いているはずだ。
2弓の両端にあって弦を掛ける部分。弓道などで使う専門語で、漢字「筈」と書く。
弓の両端の筈にしっかりと弦を掛ける。
3矢の末端にある、弦に掛けるための切り込み。弓道で使う語で、漢字「筈」と書く。
矢の筈を弦に当ててから構える。
4相撲で、親指を他の四本指から開いて作る、矢の筈に似た形の手。相手の脇の下などに当てて押し上げる「筈押し(はずおし)」に使う。
力士は相手の脇に筈を当て、一気に押し上げた。
5和船の帆柱の先端に取り付けて、帆を上げ下げする綱が外れないようにする木製の枠。古い船舶用語で、現代の日常会話ではほぼ使わない。
帆柱の先の筈に綱を通して、帆を支えた。