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すじ
他の読み方: スジ
他の表記:
JLPT:N3
頻度:

1身体の筋肉や腱(けん)。力を出すための繊維状の組織。

名詞

例文

毎朝ジョギングして、脚の筋を鍛えている。

重い物を持ったら、腰の筋が痛くなった。

うっかり足の筋を違えてしまい、しばらく歩けなかった。

2血管のような管状の通り道(動脈や静脈など)を指す言い方。食材などに見える細い血管状のものにも使う。

名詞

例文

魚の身に白い筋が走っているのが見える。

手の甲の筋が浮き出ているのは運動のあとだからだ。

3繊維や細い糸状のもの。繊維質の束や線状のものを指す語。

名詞

例文

セロリの筋を取ってから切ると食べやすい。

織物の筋がそろっていると品質が良く見える。

4線や縞(しま)。表面に見える直線状や線引きの模様や跡。

名詞

例文

壁に水の筋ができて、塗装がはげてきた。

彼のシャツは縦筋の模様だ。

包丁で切ると、果肉に筋が見えることがある。

5物事の道理や筋道、論理。説明や主張に一貫性があり納得できること(「筋が通る」の意味に近い)。

名詞

例文

その説明は筋が通っているから、信じてもいいと思う。

言い訳よりも筋道を立てて話してほしい。

議論の筋を簡潔にまとめてください。

6物語や話のあらすじ、筋立て。作品の主要な流れや展開。

名詞

例文

映画の筋が単純で、子どもでも楽しめる。

小説の筋を先にメモしてから執筆を始めた。

ドラマの筋立てが予想外で面白かった。

7家筋や血筋のように、血統・家系・出自。ある家柄や系統を指す言葉。

名詞

例文

彼は武士の筋に連なる家の出だと聞いた。

家の筋を調べるために戸籍をたどった。

8流派や学派などの系統。ある技術や学問の特定の系統・関係者の集まりを指す。

名詞

例文

茶道の筋に詳しい師匠から教わった。

この研究は、同じ筋の学者たちの間で進められている。

9向き不向きや素質、才能。『筋がいい』などの形で使われることが多い。

名詞

例文

彼女は料理の筋がいいから、すぐに上達した。

この仕事は根気がいるが、向き不向きの筋もある。

10情報や伝手の出所・筋(つて)。ある業界や関係者の間での伝聞や連絡経路を指す。

名詞

例文

その噂は工事の筋から入ってきた情報だ。

その件は警察の筋にも伝わっているようだ。

11取引や業界で情報に詳しい人物、いわゆる『その筋の人』。裏情報を持つ専門家や関係者を指す。

名詞

例文

詳しいことはその筋の人に聞いてみよう。

その筋の人が言うには、計画はまだ確定していないらしい。

12囲碁や将棋での定石に対する有効な手筋、または合理的な手のこと。良い一手や技法を指す。

名詞

例文

初心者はまず基本的な手筋を覚えるべきだ。

その局面での最善手は、手筋の知識があれば分かる。

13将棋での縦の筋のうち、九の筋(九列目)を指す語。盤上の位置を表す専門用語。

名詞将棋

例文

飛車を9筋に入れて、攻めを強めた。

14兜や甲冑などの継ぎ目・縫い目や、その部分にできる線状の跡を指す言葉(古風な用法)。

名詞

例文

古い兜の筋に歴史の傷跡が残っている。

15略語としての『筋』。魚のすじや皮、腱などを使った蒲鉾(すじ蒲鉾)を指すことがある。

名詞略語

例文

居酒屋で出されたのは、地方名物の筋だった。

16古語的・歴史的な用法で、身分や役職などの社会的地位・筋目を指す語(現代ではあまり使わない)。

名詞古語

例文

古文書には、家の筋を示す記述が残っている。

17接尾辞的に用いて『〜筋』で『川筋(かわすじ)』のように『〜に沿って』『〜の沿道』という意味を表す用法。

接尾辞的名詞名詞「の」をとる名詞

例文

川筋を歩くと気持ちがいい。

道筋を確認してから出発しよう。

18細長い物を数えるときの単位・接尾辞(〜筋)。また、道順や街区を示すときに使われることがある。

接尾辞助数詞

例文

この板は長さと筋を数えて梱包してください。

駅から三筋目を右に曲がると店が見えますよ。

19大阪などで通りの名前に付く接尾辞としての『筋』。例:堺筋、御堂筋のように主要な通りを表す。

接尾辞

例文

御堂筋は大阪の有名な大通りだ。

20(江戸時代の古い用法)文・銭など古い通貨の単位を数える時の単位の一つ。現在は完全に廃れており、実際の文章で使われることはない。

接尾辞助数詞古語