1立派ですばらしいさま。ほめるときに使うナ形容詞。現代では「結構なお品」「結構なお点前」のような改まった決まり文句で使うことが多い。
結構なお品をいただき、ありがとうございます。
お茶会で「結構なお点前でした」と挨拶した。
庭から海が見える、結構なお住まいですね。
2それで十分・満足だ、問題ないという意味のナ形容詞。「これで結構です」のように、相手の提案などを受け入れるときに使う。
お支払いは現金で結構です。
日程はこれで結構ですので、進めてください。
「サイズはこちらでよろしいですか?」「はい、結構です。」
3これ以上は要らない、断るという意味で使う表現。「もう結構です」のように、丁寧に辞退するときによく使う。受け入れの意味と紛らわしいので、断りの場合は口調や文脈で区別する。
「コーヒーのおかわりはいかがですか?」「いえ、もう結構です。」
ご丁寧な説明は結構です。要点だけ教えてください。
その話はもう結構だ。聞きたくない。
4「かなり・思ったより」という程度を表す副詞。話し言葉で非常によく使われ、「結構いい」「結構大変」のように使う。
この店のラーメン、結構おいしいよ。
駅から結構歩くから、早めに出よう。
簡単そうに見えて、結構難しかった。
彼、見た目によらず結構やさしいんだよ。
5建物や物事の構造・組み立て。古風で文語的な言い方で、現代では普通「構造」を使う。
古い寺院の結構は、当時の高度な建築技術を物語っている。