1音や声を耳で感じ取ること。
静かな夜、遠くから犬の鳴き声を聞いた。
目を閉じて、波の音をじっと聞いていた。
電話の向こうから彼女の声を聞いて安心した。
授業中に外で救急車の音を聞いた。
2注意を向けて、音楽や話などをじっくり聴くこと。この意味では「聴く」の字が好まれる。
毎晩、寝る前に好きな音楽を聴いている。
コンサートホールで静かにオーケストラを聴いた。
通勤電車の中でポッドキャストを聴くのが日課だ。
彼はヘッドホンで大音量の音楽を聴いていた。
3分からないことや知りたいことを人に尋ねること。
道が分からなかったので、近くの人に聞いた。
分からない単語の意味を先生に聞いた。
電話番号を聞いてもいいですか。
店員に営業時間を聞いてから出かけた。
4人から話を聞いて、そのことを知ること。「〜と聞く」の形でよく使う。
彼が来月結婚すると聞いた。
そのニュースは友達から聞いた。
この店の料理はおいしいと聞いたので、来てみた。
5人の言うことや忠告に従うこと。
子供は親の言うことをちゃんと聞くべきだ。
彼は誰の意見も聞かず、自分のやり方を押し通した。
医者の指示を聞いて、しっかり薬を飲んだ。
6相手の頼みや意見を受け入れること。
上司は私の提案を聞いてくれた。
裁判所は彼の訴えを聞き入れなかった。
7香の香りを鼻でかぎ分け、味わうこと。「香を聞く」という言い方で使われる。
香道では香を「聞く」と言い、匂うとは言わない。
静かな部屋で香を聞くと心が落ち着く。
8酒などを口に含んで味や香りを確かめること。専門的には「利き酒」のように「利く」の字も使われる。
蔵元を訪れて、いろいろな日本酒を聞き分けた。
利き酒師は少量の酒を聞くだけで産地を当てる。