はら
他の表記:
JLPT:N3
頻度:

1体の胴の前面、消化器官が入っている部分。日常では「お腹」と言うことが多い。

名詞

例文

お祭りで食べ過ぎて、腹がパンパンだ。

腹が減っては戦ができぬ。

冷たい飲み物を飲みすぎて腹を壊した。

医者に腹を触診してもらった。

2胎児が宿る母胎。文語的、あるいは古風な言い方。

名詞

例文

母の腹の中で赤ちゃんはすくすく育っていった。

「一腹の子」という言い方は、同じ母から生まれた兄弟を指す。

3表には出さない本当の考えや意図。本心。

名詞

例文

あの人は笑顔の裏で何を考えているのか、腹が読めない。

二人はお互いの腹を探り合っていた。

腹を割って話し合おうじゃないか。

上司の腹の内が分からず、部下たちは戸惑っていた。

4困難に立ち向かう度胸や決断力。「腹を決める」「腹を据える」などの表現で使う。

名詞

例文

もう後戻りはできない、彼は腹を決めて前に進んだ。

交渉に臨む前に、腹を据えておく必要がある。

腹が据わっている彼は、緊急事態でも落ち着いていた。

5心が広く、他人に対して寛大であること。「腹が広い」などと使う。

名詞

例文

部下のミスを笑って許す、腹の広い上司だった。

あの人は腹が大きく、小さなことでは怒らない。

6心の中に抱く感情。「腹を立てる」「腹の虫」など怒りに関する表現に多く使われる。

名詞

例文

何度も約束を破られて、さすがに腹が立った。

腹の虫が治まらず、その場を離れた。

彼女は腹に据えかねる思いを抱えていた。

7壺や瓶などの器の、中央がふくらんだ部分。

名詞

例文

この徳利は腹の部分が丸く膨らんでいる。

花瓶の腹に美しい絵付けが施されていた。

8物の内側、奥の部分。「山の腹」で山の中腹を表すこともある。

名詞

例文

登山道は山の腹を横切るように続いていた。

船の腹に大きな穴が開いていた。

9物理学の用語で、波の振幅が最大になる点。定常波における「節」の反対の位置。

名詞物理学

例文

弦を振動させると、腹と節が一定の間隔で現れる。

10(接尾・数え方)魚の卵の房(すじこなど)を数える単位。

接尾辞助数詞

例文

市場で紅鮭の卵を二腹買った。

11(接尾・数え方)壺や瓶など、胴のふくらんだ器を数える単位。

接尾辞助数詞

例文

骨董市で古い壺を一腹買い求めた。

単語の関係