1身体の外にいる小さな節足動物や昆虫の総称。蚊や蝶、コオロギなどを指す一般的な語。
夏になるとベランダに虫がよく来る。
蛍は夜に光る美しい虫だ。
庭の花が虫に食べられてしまった。
2ミミズや寄生虫のような、細長い体をした虫。文脈によっては体内の寄生虫を指すこともある。
釣りの餌にミミズという虫を使う。
下痢がひどくて、医者は寄生虫が原因かもしれないと言った。
3昔の考えで、気持ちや性格の奥にいるとされた『内的な虫』。転じて、無意識に湧き上がる衝動や感情を指すことがある。
彼は理由もなく旅に出た。虫が騒いだのだろう。
昔は原因不明の病気を『虫のせい』と言うことがあった。
4そわそわして落ち着かない状態。特に、乳幼児がぐずったり機嫌が悪かったりする様子を『虫』のせいとする言い方にも使う。
赤ちゃんが虫でぐずって、なかなか眠ってくれない。
試験前はいつも虫がおさまらず、そわそわしてしまう。
5ある事に熱中している人を指す語。他の語の後ろに付けて使うことが多い(例:本の虫=読書好きの人)。
彼は本の虫で、休みの日は一日中読書している。
彼女は仕事の虫と呼ばれるほど働き者だ。
6自動車や自転車のタイヤなどにある、空気を入れるための弁芯(バルブコア)を俗に『虫』と呼ぶことがある。
自転車の空気が抜けていた。虫が壊れているらしい。
タイヤの虫を交換してもらったら空気がちゃんと入った。
7花札(はなふだ)の役の一つ。カードの組み合わせに関する専門用語で、通常はひらがなで『むし』と表記される。
花札でむしを取って高い役を目指す。
ルールによってはむしが強い役になることもある。