1音楽で用いられる音階やキー。曲の基本となる音の組み合わせを指す(例:ハ長調、ト長調)。
バッハのト長調の曲が好きだ。
ハ長調とイ短調の違いを教科書で確認した。
この曲はニ長調で書かれている。
2雅楽など伝統音楽で使われる調(旋法・音階のまとまり)。時代や流派によって異なる様式・音階を指す。
雅楽のある調は平安時代から受け継がれている。
研究者たちは平安時代の謡の調を比較している。
能楽の特定の調を復元する試みが行われている。
3時間的なリズム・テンポや、物事の流れ・調子を表す語。一定のペースや拍子の意味で使われることがある。
詩はゆったりした調で読むと味わいが増す。
マラソンでは一定の調を保って走ることが大切だ。
合奏団はまず調を合わせてから演奏を始めた。
4詩や歌の韻律・拍子(例:五七調)。詩の形式を示す詩形的なメーター(韻律)のこと。
この歌詞は五七調で構成されている。
伝統的な和歌は五七調のリズムを持つことが多い。
彼は五七調で短い詩を書いた。
5語り方や文体・雰囲気などの『調(〜調)』。話のトーンや様式を表す(例:口語調、文語調、皮肉調)。
レポートは正式な文語調で書いてください。
彼女は冗談めいた調で話していたが、本気の部分もあった。
あの雑誌は軽い調の記事が多い。
6歴史用語。律令制などで、地方の特産物によって納められた現物税(布や米など)を指す。
律令制では地方から布や米で調が納められた。
古文書には年貢や調の記録が残っている。