1足を物や場所の上に置き、上から押しつけるようにすること。最も基本的な「踏む」の使い方。
子どもが誤って友達の足を踏んでしまった。
泥で靴が汚れないように、花壇を踏まないでください。
運転中にブレーキを強く踏んで車を止めた。
2ある土地や場所に足を踏み入れる、特に初めて訪れることを表す。「〜の土/地を踏む」の形でよく使う。
彼は初めて日本の土を踏んだとき、感動で涙があふれた。
私はまだ一度も北海道の地を踏んだことがない。
彼女は留学で初めてヨーロッパの地を踏んだ。
3困難や段階などを実際に経験する、経てくること。
若い頃にいくつもの失敗を踏んだことで今の自信がある。
彼は幾つかの部署を踏んでから今のポストに就いた。
長い交渉を踏んでようやく合意に至った。
4決められた手順や形式に従って物事を進める、必要な手続きを済ませること。
申請は書類を揃え、所定の手続きを踏んでから提出してください。
公式の承認を得るためにはいくつかの段階を踏む必要がある。
異動の際は社内の手続きをきちんと踏むべきだ。
5状況や情報から見当をつけて、おおよそこうだろうと判断すること。「〜と踏む」の形でよく使う。
渋滞は解消されると踏んで少し遅めに出発したが、まだ混んでいた。
彼の勝利は固いと踏んで賭けに出た人もいた。
来月には需要が戻ると踏んで在庫を少し減らした。
6詩やラップなどで語尾の音を揃えること。ほとんど「韻を踏む」という決まった形で使われる。
地元のラッパーたちはフリースタイルで巧みに韻を踏む。
この詩人は各行の最後で必ず韻を踏んでいる。
7王位や高い地位を受け継ぐこと。古い書き言葉的・儀礼的な表現で、現代の日常会話ではほとんど使われない。
長男が父の死後、正式に王位を踏んだ。